Knee

知っておきたい! 膝関節のこと

日常生活において、膝関節はとても重要です。それは、筋肉の力を伝える滑車、体重を支えるためのクッションのような役割を果たしているからです。そして、歩くときは人間の体重の「約2倍」、階段の昇り降りでは「約4倍」の荷重を支えています。ですから、そのつくりも複雑で、2つの関節からできています。

その1つは、大腿脛骨関節で、主に、関節の曲げ伸ばしを支えています。その中にある半月板は、クッションの役割を果たしています。もう1つ、膝蓋大腿関節は、膝を伸ばすときに使う筋肉の動きをスムーズにする潰車の役割を持ちます。

知っておきたい! 膝関節のこと

知らず知らずのうちに痛めてしまうことも

膝は、複雑な動きをしていますから、知らず知らずのうちに痛めてしまうことがあります。そうなると、立ったり、座ったり、歩いたり、走ったりという自然な動きが苦痛になってきます。
また、ひどいときには、変形性膝関節症や関節リウマチなどによって、膝関節全体が徐々に変形してしまうこともあります。

知らず知らずのうちに痛めてしまうことも知らず知らずのうちに痛めてしまうことも

主な膝関節の病気

蛮形性膝関節症

若いときには、やわらかく、滑らかだったはずの軟骨も、加齢によりだんだん硬くなり、クッション効果が失われてしまうことがあります。ひどい場合には軟骨が擦り減って、骨どうしがこすれて痛みを生じます。これが変形性膝関節症です。一般的に女性の方が多いとされ、50歳前後から増加し、70歳代後半がピークです。治療は、薬品や注射、リハビリなどを行いますが、症状がひどい場合には、人工膝関節を使用します。

蛮形性膝関節症

  • 特に関節の内側が狭まり、凹凸ができる。
  • 軟骨の下の骨が硬くなる。
  • 骨にとげができる。

関節リウマチ

関節の潤滑油ともいうべき関節液をつくっているのが滑膜です。関節リウマチは、この滑膜が炎症を起こし、腫れや痛みを引き起こします。症状が進むと骨が変形したり、壊れてしまうこともある病気です。

治療には、薬品や注射を使いますが、症状がひどい場合には、人工膝関節を使用します。

関節リウマチ

  • 関節全体が狭くなり、凹凸ができる。
  • 骨が弱くなる。

人工膝関節とは

人工膝関節の材質は、特殊な金属やポリエチレンなどでできています。
使用すると次のようなメリットがあります。

人工膝関節のメリット

  • 痛みがなくなり、快適な生活が送れるようになります。
  • 高度なO脚やX脚などの褒形が改善されます。
人工膝関節構造図(正面図)
人工膝関節構造図(正面図)

人工膝関節の役割

  • 膝の痛みを取り除く・やわらげる
  • 膝の痛みや褒形の為に、しにくかった膝の曲げ伸ばしも可能になる
  • 体重を支え、患部以外の関節への負担を軽減する

人工膝関節の役割

患者免責事項

手術後の個々の結果および活動レベルは、年齢、体重および以前の活動レベルを含む多くの要因に依存して異なります。手術に関連するリスクと回復時間があり、手術を受けるべきではない方もいらっしゃいます。手術があなたにとって適切かどうかは、医師にご相談ください。